次のビジネスへの足掛かり資金としてまとまったお金が欲しい
更新が面倒になってきた…
こういった理由から、サイトの売却を考えている人たちもいるのではないでしょうか?
そして何より、自分がこれまで手塩にかけて育ててきたサイトは少しでも高額で売りたいのはみんな同じく思うことでしょう。
実はサイトM&Aで高く売りたいなら押さえておくべきポイントが4つあります。
これをすることで僕は運営10ヶ月、月収5万円に満たないブログをサイトM&Aによって100万円で売却しました。
今回の内容を知らないと交渉時に値段を叩かれて、安値で手放すことになるかもしれません…!
自分のサイトの価値を上げて、高く売れるようにするポイントをしっかり押さえて取引に臨みましょう!
サイトM&Aの注意点も書いておいたので最後までご覧くださいね。
サイトM&Aで高く売るための4つのポイント
①サイトの見た目(デザイン)をよくする
「とても魅力的なサイトだなーって思ってます。」
これ実は買い手さんとのウェブ面談の時、実際に言っていただいた言葉です。
正直Googleコアアップデートの直撃を喰らってアクセスは激減していたので数字的な面での期待値は低かったと思いますが、買い手様はコンテンツとサイトのデザインを大変気に行ってくださいました。
- サイトのデザインをおしゃれにするとか…わかんない
- イメージはあるけど具現化できない
- あんたプログラマーかなんかじゃないの?
こんな声が聞こえてきそうですが、僕自身も正直そっち方面は疎いです。(えっへん)
しかしこれは有料テンプレートを使っていると、解決できます。
僕の場合は、
「このサイト見やすいな。」
「いい色使いだな。」
と感じた他のサイトを参考にして、自分のサイトに変更を加えただけなのです。
ちなみに僕はJINを使っていましたが、初心者の時の僕でもとても簡単に使えたのでおすすめですよ!
JINはとてもおしゃれでメジャーなテンプレートで、買い手さんも引き続き安心して使っていただけています。
サイトM&Aの前に一度デザインを見直して見ましょう!
②売却するタイミングが大事
食べ物に旬があるように、ブログにも旬は存在します。
例えばジャニーズに関するコンテンツが多いサイトなら、毎年年末に向けて露出が多くなるので秋ごろが買い時と言えます。
もしアスリートに関するコンテンツが多いサイトなら、来年夏にオリンピックが開催されるので春先から初夏に旬を迎えるでしょう。
これから話題になりそうな(旬を向かえそうな)タイミングで出品すれば、高額で売れる可能性は上がります。
逆にGoogleコアアップデートの影響でアクセスが下がった直後のサイトでは、相場より下の価格で取引される可能性があります。
③アフターフォローのサービスを付ける
サイトM&Aでは取引が終わっても買い手様とすぐに関係が終わるわけではありません。
クルマ屋さんが購入者にアフターフォローのサービスをつけているのと同じで、困ったことがあったら助けてあげられるよう連絡が取れる状態にしています。
他に自分にしかできない付加価値を付けると、サイトだけの金額より高額の取引をすることが可能になります。
いくつか例を上げましたので見ていきましょう。
サイト運用のマニュアルを作成する
これは基本中の基本です。
サイト購入者は玄人ばかりではありません。
今までブログで稼げていなかった人が、稼げるブログを購入して運営していくパターンもよくあるからです。
自分はどんなジャンルで、更新頻度やコンテンツの文字数はどのくらいなのかなど、どんな方法で収益を上げていたのか具体的に示したマニュアルがあるといいですね。
期間限定でコンサルティングのサービスをする
サイトを高額で購入する方に、右も左もわからない初心者は少ないかもしれませんが、収益を出すブログを作り上げたあなたに何かしらサポートをいただけるのは嬉しいことと思います。
記事の添削や音声サポートなどがあると購入者はとても安心で、購買意欲が高まるとともに、値下げの防止策にもなります。
外注ライターの譲渡
僕は外注ライターさんは使っていなかったのですが、もしあなたに信頼できる外注さんがいるのであれば、価格を上げるチャンスです。
仕事に慣れた人間が一緒に来てくれることはこの上ない価値になります。
もし僕が外注ライターさんも一緒に譲渡していたなら、あと数十万上乗せしても問題なかったはずです。
④納得のいかない値切りには絶対応じない
僕の場合は100万円で出品しましたが、個人が運営するブログで4〜500万円で取引されるサイトなどもざらにあります。
しかし高額であれば、何かと理由をつけて値切りをしてくる人がいます。(たまに理由もなしにあと20万安くしてくれとか)
400万で出してたけど380万で売れるならまあいいか。
売りたい気持ちはわかります。
しかし理由に納得がいかない値切りに応じてはいけません。
3000万円の家を買う時に、100万安くしてくれたら買うなんて言っても通用しませんよね。
そういう人は「この人、言えば聞いてくれるな」と調子づいて、しなくてもいいサービスまで要求してきます。
1番大切にしたいのは「自分の労力・時間をかけて作ったサイトが安いものではない」ということ。
しっかりと価値があるモノを作ったら高く売るのは当然。
目の前の大金に翻弄されて、買い手の言いなりになることは危険です。
サイトM&A取引の時の注意点
データは正確に伝える
しっかりとアクセスの集まっているサイトが欲しいと思っている購入希望者は当然多いはず。
そこで少しでもよく見せようとしたくなってしまう気持ちはよくわかりますが、「データを正確に伝える」「正直に書く」ことは徹底してください。
嘘を書いたり、データを改竄するのはもってのほかですが、例え悪意のない単純な計算間違いでも信頼は揺らぎます。
こんな高額なやり取りするのに緊張感がないんじゃないの?この人…。
僕ならこう思ってしまいます。
出品する前に自分のデータに間違いがないかしっかりチェックしておきましょう!
対応は誠実に
取引になると、買い手様が気になることはかなり詳細なことまで聞かれます。
あまり正直に言いたく無いこともあるかもしれませんが、聞かれたら必ず誠実に答えましょう。
そうしないと高い確率でトラブルや破談につながります。
以下は僕の買い手様からの実際の質問(一部)です。
①◯月〜◯月までの記事の更新本数を教えていただけますか?
②アドセンス以外の広告会社は引き継ぎの依頼お願いできますか?
③アクセスが急激に下がっている理由はわかりますか?
④外注ライターさんの引き継ぎは可能ですか?
⑤グーグルアナリティクスとサーチコンソールのオーナー権限を移動しアカウントの引き継ぎは可能ですか?
⑥ツイッターアカウントの譲渡は可能ですか?
例えば、③の質問についてですが、Googleコアアップデートの影響がモロに出ていたので正直に言いました。
Googleアナリティクスの共有をしていたので買い手さんも絶対にわかっているはずでしたが、今考えるとこの質問で、僕の誠実さを試されていたのかもしれませんね。
適当な理由をつけて煙に巻いてしまうと、おそらく一気に信頼されなくなっていたでしょう。
まとめ
サイトM&AはほとんどがPC上のやり取り、顔が見えないビジネスです。
その分、誠実さや応対の良し悪しで印象が大きく変わります。
その反面、あなたの対応やアフターフォローに買い手様が期待をしてくれれば高額の取引が可能です。
何度も言いますが「自分の労力・時間をかけて作ったサイトが安いものではない」ことを忘れてはいけません。
あなたのサイトの価値をしっかり理解してくれる買い手さんと出会えることをお祈りしています!
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